ブランド | リリス | |
ジャンル | 先輩と幼なじみに孕ませてと迫られるアドベンチャー | |
定価 | パッケージ版 2310円 | |
画像サイズ:800x600 ファイルサイズ:28.7 MB 再生時間:2分06秒 ダウンロード |
ストーリー |
四ッ神流四家。 青龍、朱雀、白虎、玄武、四神の獣の遺伝子を代々受け継いでいるとされる血族があった。彼らは代々異能の強さを誇る武術家を輩出し、常に時代の影でその力を発揮していた。 ある時。 しかし…… 長い時の流れが”血の薄れ”を呼び、ついには玄武家において玄武の力を持った子供が生まれなくなっていた。 |
「いってきまーす」 東悟はいつも通り、誰もいない我が家にそう告げて家を出た。 「お、おはよう……東悟……」 外では幼なじみの白虎秋葉が待っている。いつも通り登校風景。 「あの、さ……東悟……」 学校への道中、秋葉はもじもじしていた。 「今日ね、お昼……二人で――」 秋葉が何か言いかけると、後ろから可愛らしい声に呼ばれる。 「おはよう東悟君♪」 じとっと秋葉を睨み付けた北海は、またニコッと笑顔を作って東悟に向き直る。 「ねえねえ東悟君、今日もおべんと一緒に食べよ♪」 武術大会を一週間後に控えて忙しいらしい北海は、東悟に笑顔を振りまきながら校門に向かっていった。 「……なにが言いたかったんだ北海のやつ? と、そういえば秋葉、さっきなにか言いかけたろ?」 さっきから歯切れの悪い秋葉に首を傾げる東悟だったが、北海が入っていった校門の方が気になった。 「待て、青龍東悟」 凜とした声に呼び止められて、東悟は振り返る。 「す、朱雀先輩……!?」 いきなり憧れの人に声をかけられて、東悟は困惑する。 「おっ、おはようございます朱雀先輩……!」 夏姫はゆっくりと頷いて、東悟をじっくり観察する。 「おはようございます、朱雀先輩」 必死に返す秋葉を尻目に、夏姫は足音もなく東悟に忍び寄り、後ろから羽交い締めにした。 「四ッ神流最強の遺伝子はこの朱雀夏姫がいただく。さあ、放課後には子作りを始めるとしよう」 秋葉が東悟を奪い返す。 「くっ。秋葉、やはりお前とは一度白黒付けねばな」 二人の闘気がぼっと燃え上がる。 「ふん、覚えておけ青龍、お前と婚約をするのは朱雀夏姫だ」 そう言って夏姫は校舎へと入っていく。 「東悟……! 東悟と結婚するのは私だから……! 先輩になびいたりしたら……私、東悟のこと力ずくで振り向かせるから覚悟しといて……!」 完全に事情を飲み込めていない主人公・東悟を華麗に置き去りにして、今、なんとなく何かが起ころうと、恐らくしているようでしていないようでいたのだった……!! |
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