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姫巫女

ストーリー
それは、けだるい夏が過ぎて少しばかり涼しさを感じるようになった季節。
秋の気配をわずかに感じるようになった頃、土岐穂乃香は夜道で化け物と遭遇する。

　それは『鬼』と呼ばれている、古来より日本に住んでいる異形の生物だった。

　古来よりおとぎ話などで語り継がれているその存在が現実の物で、人と鬼とは古来よりずっと戦い続けてきた。
　鬼と戦う人達は『姫巫女』と、そう呼ばれていた。
　そんなウソみたいな話、ドラマや映画でも転がっているはずが無い。
　しかし、鬼に襲われた現実がその異常な事実を肯定していた。

　自分の知らなかった現実を前にしながら、穂乃香は姫巫女となって鬼達と戦う事を決意する。それは過酷な日々の幕開けでもあった。


幼い頃に家族を鬼に殺され、一人で鬼と戦い続ける少女がいた。
綾文すずりという名の少女は黒いドレスのような衣装を纏い、その手に武器を持っては鬼達を狩っていた。

　街中に立ちこめる暗雲は、鬼達の集結を意味していた。
　人々の知らない所で鬼達は巣を作り、闇の中からその存在を浮かび上がらせようとしていた。
　やがて鬼達はその活動を活発にしていく中、穂乃香とすずりの運命は交錯する……。

　

キャラ紹介
土岐　穂乃香（とき　ほのか）

黒髪でポニーテール、穏やかで凛とした印象を与えるような少女。
他人を守る為には自分が信じた事を貫き通す、そういった意志の強い所がある。
学校では他のクラスメイトに宿題を見せるといった感じで、頼られる事の多い模範的な生徒でもある。
綾文　すずり（あやふみ　すずり）

淡い色をしたツインテールの髪に、勝ち気な印象を与えるような目つきをしている。
年齢は穂乃香と同年代であるが、鬼に襲われた時に魂を傷つけられてしまい、身体の成長が止まっている。
過去に家族が鬼に殺されてしまった事により、鬼に対して小さいながらも恨みを抱き続けている。
鶴来　真魚（つるぎ　まな）

ショートカットで口数は少なく、生真面目で規律に厳しいタイプの女性。
現在は関東南部を中心に活動している『白兎隊』の副隊長を務めている。
代々、鶴来の女性は姫巫女としての役割を担っており、真魚は母親からその役目を譲り受けた。
姫巫女が鬼と戦う宿命にあるという事を教えられて生きており、姫巫女という仕事が人々の役に立っているという事に誇りを持っている。
しかしその反面、世間の常識からズレた物事を行う事もあり、隊長の小鳥にひどくからかわれている。
雀宮　小鳥（すずみや　ことり）

長い髪をなびかせる、おおらかでマイペースな女性。
白兎隊の隊長を務めており、色々と細かい仕事などはすべて真魚に任せている、スチャラカな隊長。
しかしその反面、鬼に対しての戦闘力は高いために、彼女の行動を束縛出来る人は少なかったりする。

　

イベントＣＧ

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