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彷徨う淫らなルナティクス

キャラクタ−

	エーファ イーズレーンの元王女。アロイスの妹。 容姿、武勇ともに優れた兄アロイスに、妹として以上の愛情を抱いており、自らアロイスの寝所に忍び込んで、関係を結んでしまう。 その罰で、アロイスと共に「ヤーヌスの呪縛」を受ける 元の姿に戻れるのは、太陽が沈んでいる夜だけ。 普段は心優しく、穏やかなお姫様であるが、アロイスとの愛を貫くためならば、どんなことも辞さない。 アロイスに対する強烈な恋慕と性衝動、アロイスに近づく他の女性への強烈な嫉妬心をその心に秘めている。 元の体に戻してもらう代償として、魔女ヨランデの弟子として、自らも魔女となる。
	ノイ ヨランデの館にある、入り口のない高い塔に、ひとりぼっちで住んでいる少女。 ヨランデの娘とも、ヨランデにさらわれた子供とも言われているが、その真偽は不明。 ヨランデ以外の人間と会ったことがないので、世の中のことをほとんど知らない。 無邪気で素直な性格だが、ヨランデに育てられたせいで、基本的な善悪もよく分かっていない。 ヨランデに毎晩のように性の指導を受けており、男性の顔を見たこともないにも関わらず、その性技は巧み。
	ヨランデ 王国の外れにある森に、ひとり暮らしている魔女。 数百年の時を生きていると言われている。 彼女に気に入られれば、どんな願いでも叶えてもらえると言われているが、それには大きな代償がいる。 アロイスとエーファを元に戻してやる代償として、アロイスを自らの魔力を蓄えるための欲望奴隷とし、エーファを自分の手足とするための魔女にしたてあげようとする。 欲望にひたすら忠実で、好悪の別が激しく、自分に逆らうものに対しては容赦しない。 興味のない人間の命など、道ばたの雑草程度にしか思っておらず、邪悪な魔術の実験材料にすることもしばしば。
	アロイス 本作の主人公。 イーズレーン王国の元王子。 エーファが、自分に兄妹以上の愛情を抱いていることにはうすうす気づいていた。 ある晩、寝所に忍び込んできたエーファの誘いを断ることが出来ず、近親相姦の罪を犯してしまう。その罰として、エーファと共に「ヤーヌスの呪縛」をかけられ、追放される。 昼間、太陽が出ている間だけ、元の姿でいることができる。 正義感・義務感に溢れているが、融通がやや利かない所もあり。王宮育ちなので、世間知らずな一面もある。 罪とは知りつつエーファを愛してしまい、理性と欲望の狭間で苦しんでいる。 元の体に戻してもらう代償として、魔女ヨランデの欲望奴隷になることを受け入れる。

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