メーカー | ブラックリリス |
ジャンル | 容赦なし女海賊凌辱ADV |
定価 | パッケージ版 2100円 |
デモムービー
lzh圧縮 32.6MB
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ストーリー |
深夜、乾燥した風がネオン街を突き抜けて行く。 かつては辺境一を誇った大繁華街も戦争の影響か、人の姿は疎らだ。 この辺境特産のヴィンタンド・スコッチを味わった主人公、サラ・スコーピオンは大通りを目的地に向かって歩いていた。 「フフ…………このあたりかしら?」 サラが立ち止まったその時、路地裏から武装した兵士が飛び出して来る。 あっという間にサラを包囲すると兵士たちは銃口を一斉にサラに向ける。 「やめろ! この女には銃は効かない」 兵士たちの輪が開いて、華麗な軍装を身に纏った女騎士が姿を現す。 「どうやらその様子だと私は誘われたようだな?」 「フフ……その通りよ。正義の騎士さま」 「残虐非道、生血を啜る恐怖の女海賊と聞いていたが…… 些か風評とは違うようだ。それで私をここに誘き出した狙いは何だ?」 その時、大通りのビルの屋上から銃声が響く。 同時にそれに触発された兵士たちが一斉にサラに銃弾を浴びせ掛ける。 一瞬で蜂の巣にされたかに見えた。兵士たちはそう確信したが―――― サラの数十センチ中空で全ての銃弾が火花とともに弾かれ、兆弾で何人かの兵士が倒れる。 「光子障壁<フォトン・シールド>か!?」 「まさか!? シリア様と同じ”騎士”なのか!?」 完全に包囲し圧倒的に優位であったはずの兵士たちに動揺が奔る。 「騎士……!?」「騎士!?」「女海賊が騎士!?」 騎士とは銀河帝国皇帝を守護する帝国騎士の事を指していた。 それはただの称号ではない。銀河に僅かに存在する希少金属ミスリルを移植された言わば強化人間のようなもので、光子障壁<フォトン・シールド>と言われる如何なるものからも身を守るバリアの様なものを自在に操ることが出来た。 防御技術が発達し、宇宙での壮大な艦隊戦も最後に雌雄を決するのは揚陸合戦による人対人の白兵戦となっているこの時代、騎士という超人が兵士たちの畏怖の対象となるのは仕方のない事であった。 兵士が一歩、また一歩とあとすざる。 「落ち着け!! お前たちはこのシリア・フォン・ベルンシュタインの兵士であろう!! 女海賊一人に動揺する部下など私は持った覚えはないぞ!!!」 女騎士の一喝で兵士たちが落ち着きを取り戻す。 「そうだ!! 我らにはシリアさまが!!」 「すでに敵方の騎士3人を葬った我らが英雄!!」 「シリアさま!!」 「随分頼りにされているようね。 ウェールズ諸侯同盟の英雄、白銀のシリアさま」 「話の途中だった。私をここに誘き出した狙いは何だ? 女海賊サラよ」 「フフ♪ 私の狙い? それはシリアさま………あなたを捕らえること」 「フン、良かろう。聞きたい事は決闘ののちに」 白銀のシリアは帯剣していた剣を抜く。 しかし刀身はなかった。 ブゥン!! 柄から光りの刀身が発生する。 それは皇帝から騎士の授けられるミスリル製の武器。光子障壁<フォトン・シールド>を言わば武器に応用したものだ。 どんなものも切り裂く光剣<フォトン・ソード>。 その剣戟を防げるのは光剣<フォトン・ソード>のみ。 光子障壁<フォトン・シールド>を突き破る事の出来る唯一の武器だ。 サラは笑みを浮かべると同様に腰に柄を手に取る。 ブゥン!! シリア同様、柄から光りの刀身が発生する。 兵士たちが固唾を呑んで見守る中、二人の騎士の戦いが始まろうとしていた……! |
キャラクター紹介 | |
サラ・スコーピオン 本作の主人公。帝国騎士の一人。 半海賊半傭兵スコーピオン兵団の首領。 海賊騎士サラの異名をもって恐れられる女海賊。 長年、さる宝剣の在り処を探っていたサラは、宝剣に関する情報を持つ帝国の権門・ブランケンハイム公と取り引きし、情報と引き換えに彼と敵対するウェールズ諸侯同盟の英雄、白銀のシリア捕縛の任務を引き受ける事に。 しかしこの事がキッカケに、サラに絶対絶命の窮地が訪れる事となる。 |
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シリア・フォン・ベルンシュタイン ウェールズ諸侯同盟の英雄、白銀のシリアと恐れられる女騎士。 銀河最強の騎士と目されており、実際騎士としての実力はサラやハンスを凌駕する。 ウェールズの有力貴族ベルンシュタイン家の令嬢で、戦乱の中、ウェールズの地を守るために将軍に押し上げられた経緯がある。 ウェールズ諸侯は領土的野心はまったくなく、ウェールズの安全のみを考えている。しかしそれが逆に隣接するブランケンハイム公には弱気に映り、領土的野心を持たせる原因になっている。 シリアはその事を見抜き、ブランケンハイム公への反撃を企図していたが、その途上で彼女の前に海賊騎士サラが現れる。 |
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カリン・フォン・ギーレン ギーレン男爵家の当主。 双子姉妹の姉。帝国騎士の一人。 主人公が宝剣を奪おうと潜り込んだ惑星を支配している貴族。 観光とレアメタルの採掘を主な産業として、平和に領土を収めている穏健な領主、と思われているが、実は裏では闇世界と深い繋がりを持った宇宙マフィアといった顔を待つ。 銀河帝国600年支配の風紀の乱れは著しく、特に特権階級である貴族たちの退廃は顕著。双子姉妹はそんな貴族相手に人身売買や違法ドラッグの売買で莫大な利益を上げている。 |
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セシル・フォン・ギーレン 双子姉妹の妹。帝国騎士の一人。 姉とまったく同じ容姿だがいつも持っている大きなぬいぐるみと口調・性格が少し幼いところが唯一の区別するポイント。 ちなみにぬいぐるみには、ガス噴射やマシンガン、手榴弾など様々な兵器が隠されている。 |
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ハンス・ビューロー スコーピオン兵団の副隊長にして、サラの副官を務めている。 帝国騎士の一人。 槍型の光子武器を操る勇将でサラの剣の師でもある。 スコーピオン兵団旗揚げ前からサラとともにあり、サラが最も信頼する人物。 何かとサラに献策し、サラの行動を諌める事がしばしばあり、周囲の部下からはサラとハンスが不和であるのではと勘違いされている。 |
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ブランケンハイム公ヨハヒム ブランケンハイム公爵家当主。帝室の血を引く大貴族の一人。 600年の特権の享受は凄まじく、レアメタル系の鉱山の権益を中心に莫大な資産を有している。 もちろん私生活でも大貴族の特権を十分に享受して育ち、若い頃から放蕩三昧で、貴族であらねば人にあらずという風な選民思考が強い。非常に臆病な人物だが、その反面陰湿な策謀・陰謀には長けている。老いては老醜に磨きを掛けて、双子姉妹から美女を買い漁っては暴虐の限りを尽くしている。皇帝が暗殺されて空位になって以来、その至高の座に邪悪な野心を燃やしており、大鑑巨砲主義的な軍備増強を進めている。まずは辺境平定とウェールズを攻めるが、シリアに手酷く撃退され配下の三人の騎士まで失う結果に。シリアの逆襲を恐れたブランケンハイム公は、その後は得意の陰謀を巡らせ、シリアを快く思っていないウェールズ貴族を莫大な資金力を背景に味方に付けて、シリアを捕えるためサラ率いるスコーピオン兵団を送り込む。 もちろん暗殺でなく、捕えろと命令したのは彼の淫惨な好色的部分が作用しているのは言うまでもない。 |
イベントCG | |
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